【旅する読書】② 旅するエッセイで味わう、誰かの旅|行き先が見つかる2冊

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はじめに:旅の下見に
前回は物語の旅だったわけだけど、今回は〜?

今回は旅エッセイをご紹介しようと思います!

ん〜〜?
物語とエッセイって何が違うの?

旅のエッセイは“実際に誰かが旅した記録”を読むことで、
一緒に景色や空気を感じられるところが魅力なんです。

へぇ〜! 実際の旅の話だからこそ、リアルに感じられそうだな〜!

はい。そして、行きたいと思ったら自分も同じ場所に行けるのもエッセイならではですね。

旅の予行演習〜ってわけだ。
いいねいいね〜。

それでは“旅するエッセイ”、本を通して旅気分を味わえる2冊を、ご紹介しますね。

おっけ〜! 今度はどんな旅が待ってるのかな〜?

旅するエッセイ
旅エッセイには、実際に誰かが歩いた道のりや、
そのときの風の匂い、出会った人の笑顔が残っています。
ページをめくるたびに、一緒に旅をしている気持ちになれるのが、
エッセイならではの楽しさです。
今回は【旅するエッセイ】として、
本を通して旅気分を味わえる2冊をご紹介します。
- 『祖母姫、ロンドンへ行く』
- 『美しいものを見に行くツアーひとり参加』
さあ、誰かが見た旅へ、出発しましょう。
📖『祖母姫、ロンドンへ行く』
『祖母姫、ロンドンへ行く』椹野道流著, 小学館, 2023
あらすじ
「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫さまのような旅がしてみたいわ」
80歳を超えた祖母の一言から始まった、5泊7日のロンドン旅行。
留学経験のある孫娘(著者)は、祖母を満足させるために奔走します。
大英博物館、ハロッズ、オリエント急行、アフタヌーンティー──
憧れの場所を巡る旅は、笑って泣ける毎日の連続でした。
わがままでチャーミングな“祖母姫”と、その夢を叶えようと奮闘する孫娘。
そしてゆく先々のスタッフとの交流。
二人のやり取りはときに可笑しく、ときに胸を打ちます。
家族で過ごす時間の大切さを思い出させてくれる、
心あたたまる英国珍道中エッセイです。
旅の行き先
- 素敵な笑顔のドアマンとバトラーのいる五つ星ホテル
- やる気とプライドを持った店員さんのいるハロッズ
- 小さな紳士のいるナショナル・ギャラリー
- 盛大に揺れる車内でスマートな給仕を受けられるオリエント急行
- 大ボリュームの五つ星ホテルのアフタヌーンティー
こんな人におすすめ
- 温かくて笑える旅エッセイを探している方
- 豪華なイギリス旅行の空気を味わいたい方
- 自己肯定感の高い“祖母姫”の名言に出会いたい方
- 一流ホテルや老舗百貨店で働く人のホスピタリティを知りたい方
旅気分ポイント
- 五つ星ホテルや老舗百貨店で、英国の上質な空気を感じられる
- 大英博物館やアフタヌーンティーなど、憧れの場所を一緒に巡る気分になれる
- 自己肯定感MAXな祖母姫の姿に元気をもらえる
- 旅先で出会う人々のあたたかさを感じられる
旅先で出会う人たちがみなさん素敵で、
「ロンドンへ行きたい。この人たちに会いたい」
と思わせてくれます。
著者が“バッド・ガール(悪い子)”と呼ばれていた理由も、読んで確かめていただければと。

行った先での出会いって、旅の醍醐味だよね〜。
オレも元気な祖母姫さんに会いに行こ〜。

📖『美しいものを見に行くツアーひとり参加』
『美しいものを見に行くツアーひとり参加』益田ミリ著, 幻冬舎文庫, 2020
あらすじ
「美しいものを見ておきたい。40歳になったとき、なぜか急き立てられるような気持ちになりました」
そんな一文から始まる、益田ミリさんのゆるやかで温かな旅エッセイ。
北欧、ドイツ、フランス、ブラジル、台湾、カナダ……
ツアーで訪れた美しい場所、美しい景色、美しい人たちとの小さな出会い。
ツアー参加だからこそ味わえる安心感と、
ひとりだからこそ感じる自由とちょっぴりの不安。
“美しいもの”を見に行くことは、
自分を少し好きになれる時間なのかもしれない。
日常の延長線上にある、小さな冒険の旅を届けてくれる一冊です。
ツアーの行き先
- 北欧オーロラの旅(スウェーデン・ノルウェー・デンマーク)
- クリスマスマーケットの旅(ドイツ)
- モンサンミッシェルの旅(フランス)
- リオのカーニバルの旅(ブラジル)
- 平渓天燈祭(台湾)
- プリンスエドワード島の旅(カナダ)
こんな人におすすめ
- ひとり旅や、パックツアーに興味がある方
- ひとりで行動する勇気を少しだけ持ちたい方
- 美しい景色や空気を感じる時間がほしい方
旅気分ポイント
- 「名前は知っている場所」を著者の目線で体験できる
- その街の“美しいもの”を見つける瞬間の、ときめきが伝わってくる
- 「自分が旅をするなら?」と考えられる
本には「機内に持ち込むもの」や「必ず持っていくもの」等、旅の案内も載っています。

旅したい人にぴったりじゃ〜ん。
オレの必需品はギターだけど〜。

ふふ、ギターはリストにはなかったです。
旅慣れた方の持ち物は、その方の個性が出そうですね。

まとめ
今回もいろんな旅があったな〜

“実際に誰かが旅したエッセイ”だからこそ、景色や空気、出会いの温度まで伝わってきましたね。

祖母姫さんみたいに、思い切って旅に出るのもいいし、
ミリさんみたいに“美しいもの”を探す旅もいいな〜!

どちらの本も、読んでいるだけで、小さな勇気やわくわくした気持ちが湧いてきました。

いつか行く日の“旅の下見”にもぴったりだな〜!

気になった旅先があったら、ぜひ本を手に取ってみてくださいね。

“行ってみたい”の気持ちに応える
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
旅エッセイは、ページをめくるだけで旅先の空気や景色、出会いのぬくもりまで届けてくれます。
今回紹介したのは【祖母姫、ロンドンへ行く】と【美しいものを見に行くツアーひとり参加】の2冊。
“いつか行ってみたい場所”が少しだけ身近になったり、
“自分も行ってみたい”と思える旅が見つかるかもしれません。
本の中の旅から、あなた自身の旅へ。
小さな勇気とわくわくをくれる旅エッセイを、ぜひ味わってみてくださいね。

次回予告:おうちで旅する写真集
美しい写真集をめくりながら、世界を旅する週。
おうちにいながら異国の風景や文化を感じられる、“見る旅”をお届けします。
▷7月20日(日)9時公開

参考文献
📖『祖母姫、ロンドンへ行く』
『祖母姫、ロンドンへ行く』椹野道流著, 小学館, 2023
📖『美しいものを見に行くツアーひとり参加』
『美しいものを見に行くツアーひとり参加』益田ミリ著, 幻冬舎文庫, 2020